The Sir Martin Wood Prize for Japan

サー・マーティン・ウッド日本科学賞は、ミレニアム・サイエンス・フォーラムが毎年、日本の大学・研究機関で凝縮系物理学の分野で優れた研究を行っている若手研究者に授与している賞です。

ミレニアム・サイエンス・フォーラムは、日英の科学交流を促進するために1998年に設立されました。

賞の名称は、オックスフォード・インストゥルメンツ社の創業者であり名誉会長であるマーティン・ウッド卿にちなんで名づけられました。受賞者には賞金50万円と、オックスフォード大学をはじめとする英国の大学での一連の講義の機会が与えられます。本講演会は、英国の大学で高い評価を得ており、日英の科学技術交流に貢献しています。

東京大学物性研究所の井上圭一准教授が、2019年の「サー・マーティン・ウッド賞」の受賞者に決定しました。

井上圭一博士は、「新奇なレチナールタンパク質の発見と機能解析機能性網膜タンパク質の発見、タンパク質の機能性材料としての利用への道を開く」という業績で受賞されました。

井上博士は、2019年11月22日に東京の英国大使館で開催されたミレニアム科学フォーラムで受賞されました。      

サー・マーティン・ウッド賞の詳細および推薦方法については、事務局またはEメールにてお問い合わせください。

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