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Working in Quantum は、The Quantum Insider とのパートナーシップでお届けする、量子分野のリーダーとのインタビューシリーズ第2弾です。第1回目以来、この業界は加速度的に発展しています。理論から現実への着実なシフトは、強力で充実した多様な量子人材の必要性を浮き彫りにしています。
このビデオシリーズの目的は、産業界とアカデミアがどのように成長を育んでいるかを深く掘り下げることです。このビデオシリーズでは、量子技術の世界をご覧いただき、量子の未来をリードする人材を育成するために必要なスキル、経験、サポートを探っていきます。
この活動には、以下6人の業界のリーダーたちが参加しています。
Charlie Bernard, Cyxtera EMEA成長戦略ディレクター
Will Oliver, MIT 電気光学・コンピュータサイエンス教授
Simon Phillips, Oxford Quantum Circuits CTO
Vicki Potter, Oxford Instruments グループHR・サービスディレクター
Kasra Sardashti, Clemson University 電気・コンピュータ光学准教授、 Bernardo Langa, Jr, Clemson University 物理学専攻大学院研究生
佐藤信太郎, 富士通株式会社 量子研究所所長
Charlie Bernard
「量子コンピュータが古典的なコンピュータを凌駕するステージに達すると、古典的なコンピュータでは達成できないような、途方もなく困難な作業をこなすことができるようになります。それはレベルアップのようなもので、我々はコンピューティングを次の段階へと進化させ、古典的なコンピュータでは達成できないと思われていた成果を実現するのです。そして今後5年、10年でその段階に到達することは間違いありません」。
Vicki Potter
「量子物理学者のような社員はほとんどいません。マーケティング、人事、出荷、製造、ロジスティクスなど、業界を問わず使えるスキルを持つ人が働いています。量子や量子コンピューティングは敷居が高いという誤った認識があります。量子や量子コンピューティングには、何か威圧的なイメージがありますが、仕事をする上では全くそのようなことはありません」。
Will Oliver
「量子技術にはとてつもない将来性があるため、現在メディアでは多くの大げさな宣伝が行われています。誇大広告があるという事実は、とてつもない将来性があるという事実を反映しているのですが、その中で見落とされていることは、ハードウェアを作り、エンジニアリングを行うことは大変であり、時間がかかるということです」。
Kasra Sardashti 、Bernardo Langa, Jr
「私たちは、量子における学際的研究の重要性を訴えています。私たちは教授陣を結集し、それぞれのスキルを駆使して、今日私たちが直面している量子の問題に取り組んでいます。これらの問題の多くは新しい分野ではないので、他の分野の解決策を量子研究に持ち込むのは興味深いことです。私たちはこの研究に専念する人々の大きな場を必要としており、それには多くの協力が必要なのです」。
Simon Phillips
「量子産業は、バックエンドで斬新なことを行うための処理能力が向上したことで、新薬の発見のような大きなブレークスルーを目の当たりにするようになり、皆の生活が少し向上するような、本当に興味深い時期に差し掛かっています。10年後に振り返ったとき、私たちは量子テクノロジーなしでどうやって生きてきたのだろうと思うことでしょう」。
佐藤信太郎
「企業が量子コンピューターを商業的に使用するのは5年から10年後、もしかしたらもっと先かもしれません。今、量子コンピューターは日々進化しています。量子ビットの数は増え、忠実度はますます向上しています。ですから、近い将来、おそらく今後2、3年のうちに、材料科学、創薬、金融分野でのアプリケーションが登場するでしょう」。
「量子技術|Working in Quantum」 は、The Quantum Insiderと共同で配信する新しいユニークなビデオシリーズで、業界を前進させ、量子を現実のものとするためにコラボレーションと多様性が果たす役割を示すことを目的としています。
この活動には、以下のような業界のリーダーたちが参加しています。
私たちと共に、量子産業にアクセスしましょう。
当社のマネージング・ディレクター (当時) であるStuart Woodsは、このシリーズが 「量子コンピューターの商業化と産業のイノベーションを支えるために必要な多様な人材、コラボレーション、幅広い人材を確保する事の重要性を強調する機会」 であると述べています。
Natalia Ares
「量子技術を推し進めようとする人々が集う、このような活気あるコミュニティに参加できることは、本当にエキサイティングなことです。量子デバイスのアーキテクチャには、共通する課題が多くあります。そして、私たちが協力し合えば、より速く進歩することができるのです。」
Ilana Wisby
「私たちが未来に向けて構築しているテクノロジーは、今日それを構築する人々を反映するものです。ですから、多様な労働力を構築する必要がありますし、できるだけ早い段階で、量子コンピューティングとリソースと学習がすべての人にアクセスできるようにする必要があります。」
Matt Hutchings
「多くの人が、本当に技術的な役割しかなく、この分野に入るには、信じられないほど熟練した技術者か、特に量子コンピューティングの博士号を持っていなければならないと思っていますが、そうではありません。これはおそらく最大の誤解でしょう。」
Richard Moulds
「私たちの哲学は、より多くの人々が技術を試し、それを体験することで、コミュニティとしてのイノベーションをより早く実現することです。」
Celia Merzbacher
「QED-Cでは、学生が量子産業の誰かに会って、量子産業でのキャリアがどのようなものかを知ることができるように、「オフィスアワー」というプログラムを始めています。」
Oxford Instruments NanoScience
「今日の量子コンピュータは、量子至上主義を示すような計算を行うことができる一方で - この分野が成熟しているため - 彼らが解決する課題は、まだ我々が解決する必要のあるようなものではありません。」
量子テクノロジー|Working in Quantumシリーズの全容を、The Quantum InsiderのYouTubeチャンネルで今すぐご覧ください。