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MercuryiTC

低温測定用多機能温度コントローラー
多数の極低温センサーをサポートし、250mK以下の温度を0.1mKの精度で測定・制御します。

温度計測

圧力センサーカードを追加することで、補助カードを介して寒剤の流量を制御可能。

圧力計測

MercuryiTCは補助カードを追加することで、様々な温度入力、ヒーター出力、圧力変換器入力、ステッピングモーター駆動などを行えます。

補助カード


特長

  • 250mK以下の温度を0.1mKの精度で計測・制御(ADC 24 bit分解能)。
  • ヒーター出力は最大で80W/チャンネル
  • センサーの励起用に定電圧と定電流をソフトウェアで切り替えることができ、自己発熱を防ぎ、最低温度での高品質な測定が可能。
  • すべての標準的な極低温センサー(酸化ルテニウム、Cernox、シリコンダイオード、プラチナ、RhFe)に対応。
  • 標準システムには、1つの温度センサー入力と80Wのヒーター出力があり、精密な温度PID制御が可能。
  • 複数のリモートポートからMercuryに簡単に接続可能。
  • また、MercuryiTCには、Heliox、ラムダ冷凍機の制御、メカニカルローテーター制御など、あらかじめ設定された多数の制御モードがあり設定が簡便
  • 背面パネルより接続を採用
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仕様

  • 入力数 :標準で1系統、最大8系統まで増設可能
  • センサーADC分解能:24 bit
  • 最大読み取り速度:最大4回/秒
  • アイソレーション:全てのセンサーが独立して絶縁
  • 対応するセンサータイプ: 標準的な極低温RTD(測温抵抗体)に加え、ダイオード、熱電対など
  • 出力数 :標準で1個、最大3個まで増設可能
  • DAC分解能:16ビット
  • 最大ヒーター出力:80W
  • 最大電流:2A
  • 最大電圧:40 V
  • ヒーター負荷範囲:20Ω~2500Ω
  • ヒーターノイズ(0〜2MHz):<2mV
  • センサー入力:最大9個
  • ヒーター出力:最大4
  • N2 / Heレベルメーター:最大2
  • 補助制御(ステッピングモーター):最大4
  • GPIB: 1
  • ループの数 :標準で1個、最大3個まで追加可能
  • PID制御:固定またはゾーン
  • セットポイント:プログラマブル
  • 比例ゲイン:0~200K(分解能0.1)
  • 積算時間:0~200分(分解能0.001)
  • 微分割合 :0~300分(分解能0.001)
  • 入力数: 最大4
  • センサーADC分解能:24 bit
  • 最大読み取り速度:最大4回/秒の読み取りが可能
  • 電圧レンジ :10V, 1.6V, 0.8V, 0.4V, 0.2V, 0 - 0.1V (オートレンジ)
  • 電流レンジ: 4~20mA、20mA、16mA、8mA、4mA(オートレンジ)
  • 絶対精度:各レンジとも±0.1%フルスケール
  • センサ励起電圧:0V(オフ)、10V±5%または15V±5
  • センサー励起電流:0~20mA
  • 対応するセンサータイプ 電圧、電流、レシオメトリック
  • ヘリウムレベル仕様
    • 励磁電流設定:20 mA~280 mA、20 mAステップ
    • 励磁電流精度:±5
    • 励磁電圧:最大40V
    • プローブ抵抗 :0~300Ω
    • プローブ抵抗精度:±0.2%
    • プローブ抵抗安定性:±0.1%
    • A/D分解能:24 bit
    • 読み取り速度:10秒ごとに1測定、または30分ごとに1測定。
    • アイソレーション:全てのセンサーは独立して絶縁
  • カードの枚数:最大2枚
  • 各カードは、ヘリウムと窒素液面高さ入力に対応
  • 窒素レベルの入力
    • プローブ電源電圧:DC12V
    • プローブソースオシレーター周波数範囲 :5kHz~90kHz
    • プローブの検出分解能(レベル):0.1%
    • プローブの検出精度(レベル):0.5%
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