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ProteoxLX 量子コンピュータスケールアップ用無冷媒希釈冷凍機
広い試料スペースと数百本の同軸線を利用して、量子ビット数の最大化に貢献

量子コンピュータスケールアップ

カスタマイズ可能な超電導配線と低温エレクトロニクス用の広い面積を活用して超電導量子ビット数の最大化に貢献

超電導量子ビット

多数の高周波配線と、カスタマイズ可能なDC配線や実験用の大口径超電導マグネットを利用してビット数を最大化できるシステムを構成

スピン量子ビット


Key Specifications

Features

  • 広い試料スペースと数百本の同軸線を利用して、量子ビット数の最大化に貢献。
  • 入出力ラインや低温エレクトロニクス配置のための卓越した容量。
  • Proteoxシリーズで相互に交換可能な2次インサート。
  • 試料室の低振動を実現した設計によりノイズ低減に貢献。
  • 7 mK以下の低いベース温度に到達でき、20 mKで25 uW以上の高い冷却能力。ツイン・パルス管冷蔵庫(PTR)により、4 Kプレートで数ワットの放熱が可能。
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Platform Solution

ソフトウエア

  • ローカルでの装置制御に加え、OSに依存しないソフトウェアを利用して装置へリモートアクセスが可能。
  • ワンボタン操作のための自動化ルーチン。
  • 全なマニュアル制御と、プログラム可能インターフェースを利用したカスタムルーチン制御に対応。
  • ライブプロッティングによる強力なデータ参照・グラフ化パッケージ付属。

システム

  • ガスハンドリングシステムを全面的に再開発し、長期的なミクスチャーの保持のために最小限の配管接続箇所とO-ring接続数を実現。
  • 高剛性フレームを採用し振動を最大限に低減することにより、アクティブダンピングが不要。
  • 相互に互換性のあるマグネットを備えた、モジュール式でアップグレード可能なプラットフォーム。

Custom Secondary Insert

複数のユーザーや複数の実験を行う場合、又はシステムを長期間運用することを考えた場合に最適なオプションです。サイドローディングの二次インサートは、Proteoxシステム間で相互に交換することも、装置から取り外して作業台で実験セットアップを組み付けることも可能です。光学実験では、システムの外で光学的アライメントを行うことができるため、測定セットアップを組み付ける時間を短縮可能です。

カスタム化された二次インサートを使用することで、同軸配線、サーキュレーターやアンプなどのコールドエレクトロニクスを製造時に工場で組み込んでテスト後に納品することにより、システム到着後すぐに実験ができます。

  • 2次インサートに必要な部品を直接組付け。
  • 工場で敷設できる低温エレクトロニクス用ブラケットを多数用意。
  • アンプやアイソレータを同軸配線に組み付けて、試料空間を最大限活用可能。

Options / Accessories


標準的なアクセスポートに加えて、二次インサートは、DC配線、同軸配線、低温エレクトロニクスを含む、実験用のフルセットを収容することが可能です。

  • 柔軟性, 多様なアプリケーションに対応するためのモジュラー形式
  • 二次インサート自身が117 mm × 252 mmの大きな長方形のLOSアクセスポートです。カスタマイズ可能な1枚のプレートとしても、2×ISO100ポートと様々な標準オプションを組み合わせても構成可能。
  • 二次インサートは、特許取得済みボトムローディングシステムに対応。迅速なサンプル交換が可能となり試料交換の度に超電導マグネットを室温に戻す必要がなくなります。


ISO100ポートの構成

ISO100ポート×2を標準構成とし、複数のISO100オプションにより様々な配線要求に対応。

  • ISO100ポートあたり最大37本のUT85同軸線。
  • ハードウェアを取り付けるために、M3タップアレイを配置したブランク・プレートも選択可能。

 


DC配線

  • 銅、コンスタンタンまたはNbTi導体を使用した24ウェイツイストペアDCルーム(シールド可)
  • 500MHzまで対応可能なフレキシブル同軸配線 (S1)
    シングルモード/マルチモード光学ファイバー
  • 高周波ノイズを効率的に取り除くサーモ-コアックス
  • ピエゾデバイス駆動用の低インピーダンスルーム

同軸配線

  • 18GHzまたは40GHzの帯域幅で動作するSMAまたはSKコネクタ付きのUT34およびUT85同軸線
  • ステンレス、CuNi、NbTiなどの同軸導体のラインナップ
  • すべての実験プレートにオプションのバルクヘッドコネクタと0dBアッテネータを使用して効率的な導体の放熱を実現可能ステンレス、CuNi、NbTiなどの同軸導体のラインナップ

 


アッテネータ

アッテネーターは放熱用の0dB及び3dB、6dB、10dB、20dBアッテネーターからライン毎、プレート毎に選択可能

ローパスフィルタ

100mK以下のプレートに多段ローパスフィルターを設置可能170Hzから 110 kHzまで4種類のカットオフ周波数が選択可能

  • 170Hzから 110 kHzまで4種類のカットオフ周波数が選択可能.
  • フィルタ基板の遮蔽と放熱のため金メッキを施した銅製のシャーシにRFガスケットを装着

 

  • システム全体を室温に温める必要がなく、容易に試料パックの交換が可能。
  • サンプルパックの装填は15分以内に行え、システムは自動的にベース温度まで冷却。
  • 1つのサンプルパックには最大28の同軸配線と96本のDC配線が配線可能。

 

  • 複数のサンプルパックで異なる実験セットアップを組み付けることができるため、マルチユーザーにも対応可能。
  • 特許取得済みの装填機構により、安全で簡単な操作。
  • ESD protection (パックがシステムに接続される前に、サンプルを設置又はやバイアスをかけて、「make-before-break」を実施。

特許取得済みのボトムローダーとアクティブ・ガスギャップ・ヒートスイッチ技術により、サンプルパック装填後の冷却時間は6時間以内であり特にマグネットシステムや量子ビットスクリーニングに適しています。ProteoxMXでは、サンプルローダはセカンダリインサートに統合されており、実験用の配線を行うためのハーメチックフィードスルーや配線の放熱機構も組み込まれています。


ソレノイド型マグネット

  • 標準で1Tから14Tまでの最大磁場強度マグネットから選択可能でPersistentスイッチ標準装備。
  • フィラメント数が多く、小型化、高掃引速度、低フラックスジャンプを実現。
  • 直径77mmから152mmの大口径ボアマグネットも選択可能
  • 最大掃引速度2A/分。
  • クエンチ保護機能付き。


ベクトルマグネット

  • 垂直磁場は9Tまで、水平磁場は3Tまでの3軸ベクトルマグネット。
  • 90mmの大口径ボア。

カスタムマグネット

  • 高磁場均一度、パーシステントモード時の磁場安定性、磁場分解能等のカスタムオプション。
  • スプリットペアマグネットやアクティブシールドマグネットなど、先進的なマグネットデザインも対応します。
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